macでプログラミングを始めてみよう(有機化学での機械学習)
m1チップは、高速な処理が可能なので、有機合成のような、プログラミングには、もってこいだと思います。windowsでの経験もありますが、macの方が、使いやすいなと個人的には感じます。
まずは、pythonの環境構築から設定してみます。
1. macのFinderでterminal app.を開きます。
2. 以下を実行してみましょう。
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ターミナル.appで叩いたコマンドと結果
- ターミナルの場所:Finderでアプリケーション>ユーティリティ>ターミナル.app
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python -V
->Python 2.7.16
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which python
->/usr/bin/python
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python3 -V
->Python 3.8.2
-
which python3
->/usr/bin/python3
missing xcrun at :/Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun
- というエラーになったら、それはXcode Command Line Toolsがインストールされてないようなので
- コマンド
xcode-select --install
を叩いて まずCommand Line Toolsをインストールしてみてください
- インストールには、10分程度かかりました。
で、pythonのverが、最新になっていることを確認しても良いでしょう。
3. 化学分野で機械学習をするには、jupyter notebookが使いやすいので、インストールします。
- pip3 install jupyter
pipのverが古いようなので、インストールできなかった場合は、一度pipをアンインストールします。アップグレードしようと試みましたが、そもそも、pipが古いverなので、アップグレードはできませんでした。なので、アンインストールが必要です。
- Sudo pip uninstall pip
アンインストールします。すると、なぜかpipのverが新しくなったファイルが作成されました。
- sudo pip3 install jupyter
やっと、jupyter notebook をインストールできました。これには、3分程度かかります。
- jupyter notebook
これで、jupyter notebookのサイトに飛ぶはずです。ここで、飛ばない場合は、pathが通っていません。pathを通す作業が必要になります。
でpathを確認します。おそらく、Location: /Library/Python/3.8/site-packagesとなっています。
デフォルトのシェルを確認します/bin/zshになっているはずです。そりゃ、path通らないなと。。。早く、ディープラーニングで、有機合成を体験してみたいと思っているでしょうが、少し辛抱します。では、pathの設定をしていきます。
まずは、ターミナルを新規で開いきます。
その後、 vi .zprofile を入力。export PATH=$PATH:~/Library/Python/3.8/binのpathを入力することで、通ります。設定反映コードは、source .zprofileですが、入力しなくても、なぜかpathの設定をすることができました。
- jupyter notebook
ちゃんと、jupyter notebook を開くことができましたね。これで、初期の環境構築は、できました。他の必要なことについて、インストールしていきましょう。
m1チップになり、intelと違う点もあるようなので、環境構築の方法について、記載しました。